はじめに
こんにちは。むしゃおです。
今回は、私が『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のランクバトル(シングル)のシーズン9で使用した構築を紹介します。
最終日はあまり勝てませんでしたが一応レート2000を達成した構築なのでぜひ見ていってください！
レギュレーション
レギュレーションD（伝説を除くパルデア図鑑に登場するポケモン+準伝+ヒスイなど）
構築の並び
しばらくレンタル残しときます
構築作成経緯
SV環境では基本的に受け寄りの戦術が不利であるとされていたのでこれまで私は主に対面構築を使ってきたが、いずれも自分の納得のいく結果を残すことができなかった。
そこで自分がこれまでそこそこの結果を残せた構築を振り返ってみると、多くの構築で「高速対面操作&馬鹿火力アタッカー+受け駒によるサイクル下でアタッカーを通す+α」という形が共通していることに気付いたので、今季は構築のパワーが落ちたり戦術が環境に対して逆風であったりしても自分の得意な構築の形や戦術を押し通すことに決めた。
まず、軸となる対面操作ができる高速アタッカーと受け駒を探した。
環境に多いパオジアンとハバタクカミには強い並びにしたかったので、受け駒としてはパオカミに加え水ウーラオスにも強い「ダストシュート黒霧ドヒドイデ」、対面操作ができる高速アタッカーとしてはドヒドイデと受けの相性補完が優れていてパオジアンに強い「スカーフ蜻蛉悪ウーラオス」を採用した。
次に、この2匹と合わせてスタンパ(ディンカイサフゴパオカミウーラ(BIG6)等)への基本選出となれるポケモンを探した。
この2匹ではドヒドイデを採用した影響で地面・鋼・カイリューなどが重く、これらに対して後投げから有利が取れるポケモンとして「ゴツメ追い風HBサンダー」を採用し、悪ウーラ+ドヒド+サンダーをスタンパに対する基本選出とした。
また、サイクル下で負荷を掛けられる馬鹿火力アタッカーとして、サンダーと合わせてカイリューやテツノツツミに強く出られる「眼鏡ハバタクカミ」を採用した。
この4匹で重いポケモンや並びを列挙したところ、トップメタから少し外れたポケモンが大半を占めていて、それらに対して明らかにディンルーが強そうだったので、「オボンステロディンルー」を採用した。
この5匹で重いポケモンに勝てるようにするために、6匹目の枠にはテツノツツミやヒードランに強くて、サンダーや霊獣ランドロスに打点があり、パオカミウーラやガチグマ入りなどに対面的な選出ができて、ある程度胞子対策や受け対策もできるポケモンが必要になった。
それを踏まえて検討を重ねた結果、最終的に「草テラスチョッキテツノカイナ」がその条件を最も良く満たしており強かったので採用し、構築が完成した。
採用順
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構築のコンセプト
- 自分の得意な戦術で勝つ。
- 軸①：高速対面操作(スカーフ悪ラオス)&馬鹿火力アタッカー(眼鏡カミ)+受け駒(ドヒド・サンダー・カイナ等)によるサイクル下でアタッカーを通す
- 軸②：サンダーの追い風下で眼鏡ハバタクカミを通す
- 軸③：ステロ展開
- 軸④：対面でゴリ押し
使用ポケモン
①ウーラオス(いちげきのかた)
性格：いじっぱり 特性：ふかしのこぶし 持ち物：こだわりスカーフ
テラスタイプ：はがね
実数値(努力値)：177(12) -198(236+) -122(12) -*(-) -83(20) -146(228)
技構成：インファイト あんこくきょうだ れいとうパンチ とんぼがえり
A：水テラスHBD穏やかサーフゴーを暗黒強打で大体2発で落とせる
HB：陽気A252パオジアンの聖なる剣+不意打ちを確定耐え
意地A252カイリューの鉢巻神速を94.2%で2耐え
HD：臆病C252サーフゴーのゴールドラッシュを15/16で耐え
S[ス]：[+1]最速80族抜き⇒[ス]準速92族抜き⇒最速142族/[ス]準速90族抜き
対パオカミ最強の熊。
元々は水ラオスを採用する予定だったが、ドヒドイデと一緒にサイクルを回すことを考えたとき、水ラオスだとパオジアンの電気テラバーストやサイコファングが一貫してしまうのに対して、悪ラオスだとそれらが一貫しないだけでなく、ハバタクカミやサーフゴーのシャドーボールに対して悪ラオスを受け出して鋼テラスを絡めながら切り返せると気付いたので、悪ラオスを採用した。
火力と耐久が微妙でスカーフ持ちのアタッカーとしては正直強くはないが、そこそこ速いことや顔が強いことやパオジアンと霊に強いことや鋼テラスを切ればハバタクカミに強いことが偉く、立ち回りの練度が上がるにつれてBIG6だけでなくそれ以外のパオカミ入り構築や受け構築に対しても活躍させることができた。
②ドヒドイデ
性格：わんぱく 特性：さいせいりょく 持ち物：たべのこし
テラスタイプ：フェアリー
実数値(努力値)：157(252) -83 -211(156+) -*(-) -175(100) -55
技構成：ダストシュート どくびし くろいきり じこさいせい
HB：意地A252パオジアンの氷柱落とし+抜群テラバーストをヘドロ回復1回込み2連最高乱数切り耐え、
陽気A252パオジアンの珠抜群テラバーストを確定耐え
HBD：意地A252パオジアンの氷柱落とし+控えめC252サーフゴーの眼鏡10万ボルトをヘドロ回復2回込み確定耐え
パオジアンとハバタクカミに強い受け駒。
相手の零度or電テラパオジアンや瞑想カミなどが強すぎたり、鋼や地面に本当に何もできなかったりで、熱湯の有無以前の問題で弱さを感じたが、パオジアン・ハバタクカミ・水ラオスのすべてを後投げからいなせる性能は唯一無二であり、BIG6対策やパオカミウーラの選出抑制要員としてかなり活躍してくれた。
技構成は、ブーエナカミに強いという噂を聞いたのでダストシュート、鋼に引かれても通る毒菱、瞑想カミや剣舞ラオスなどに抗える黒霧、回復技の自己再生とした。
毒菱は、水ラオスに対してスカーフ暗黒強打の一貫を作れたり、サンダーでディンルーヘイラッシャを押しれたり、黒霧再生で粘るだけで瞑想カミや剣舞ラオスを倒せたりなど、この構築に非常にマッチしていた。
③サンダー(原種)
性格：ずぶとい 特性：せいでんき 持ち物：ゴツゴツメット
テラスタイプ：ひこう
実数値(努力値)：197(252) -*(-) -135(140+) -145 -110 -135(116)
技構成：10まんボルト ぼうふう おいかぜ はねやすめ
HB：陽気A252パオジアンの氷柱落としを確定耐え
S：最速70族/準速82族抜き
SVでも最強だった運ゲポケモン。
このポケモンはディンルーやウーラオスやカイリューや霊獣ランドロスやサーフゴーなどにそこそこ強いだけでなく、飛行テラスや毒菱を絡めることでディンルーヘイラッシャに対してより強くなるのが偉い。
ゴツメ+静電気によって、接触技に後投げするだけで相手の襷やマルスケを潰しながら麻痺をバラ撒き、裏のアタッカーの一貫を作る動きが非常に強かった。
技構成は、威力重視の10万ボルトと暴風、回復技の羽休めと、竜舞カイリューに有利を取ったり眼鏡カミ(やカイナ)のサポートをしたりできる追い風を採用した。
暴風は命中不安の技だが、これがないとディンルーやカイリューと戦えないので、祈りながらバンバン打った。
そこそこの耐久と優秀なタイプと羽休めのおかげで試行回数が稼げるのは良かった。
パオジアンやハバタクカミには強くないが、逆に言えばその2匹以外に対してはたいてい強いので、他のポケモンでその弱点をカバーすることで最強のポケモンになった。
④ハバタクカミ
性格：ひかえめ 特性：こだいかっせい 持ち物：こだわりメガネ
テラスタイプ：フェアリー
実数値(努力値)：153(180) -*(-) -76(4) -194(172+) -157(12) -173(140)
技構成：シャドーボール ムーンフォース エナジーボール ほろびのうた
HD：臆病C252ハバタクカミの妖テラス眼鏡ムーンフォースを確定耐え
C：余り特化
S：最速105族/準速120族抜き
神。
神速カイリューに強いのが偉く、火力と一貫性の高い眼鏡ムーンフォースで相手を破壊する。
また、サンダーと合わせることで、飛行テラバカイリューやガチグマの技の一貫をほとんど切れるだけでなく、追い風によって強力なスイーパーとなれる。
素早さに関してはサンダーである程度補助ができるので、努力値は耐久と火力に多く割いた。
技構成に関しては、シャドーボールとムーンフォース以外に欲しい技が特に無かったので、ガチグマに打てるエナジーボールと、詰めやバトンに使えそうな滅びの歌を採用した。
2000チャレでも妖テラスムンフォ連打で相手の受けサイクルを破壊してくれた最強のポケモンだった。
⑤ディンルー
性格：しんちょう 特性：わざわいのうつわ 持ち物：オボンのみ
テラスタイプ：はがね
実数値(努力値)：261(244) -132(12) -147(12) -*(-) -135(180+) -73(60)
技構成：カタストロフィ じしん ステルスロック ちょうはつ
(A：耐久無振パオジアンを鋼テラスヘビーボンバーで乱数1発(87.5%))
HBD：臆病C252テツノツツミのハイドロポンプ2発+陽気A252パオジアンの聖なる剣を鋼テラスオボン込みで89.45%(3664/4096)で耐え
S：S下降補正60族抜き(Hヌメルゴン意識)=S12振り50族抜き
マジレス性能の鬼。
サンダーラオスカミドヒドの並びを使うことを決めた時点で補完枠の2匹を色々試していたが、この4匹で重いポケモンを列挙してみたところ鋼・電気・地面が大半を占めており、それらのほぼ全てに対して明らかにディンルーが強いことに気付いたので採用した。
"特性と数値による意味不明な耐久+何でもできるステルスロック+カタストロフィ"が有象無象に対して強いので、"トップメタに強い軸+トップメタ以外に強いディンルー"という戦術の補完が取れていて噛み合っていた。
鋼テラス+ヘビボンはパオカミ入りにも臆せず初手から投げてステロを展開することができたので強かったが、パオカミを切り返すために鋼テラスを切るなら悪ラオスの方が強いことに気付いてからヘビボンを挑発に変更した。
おかげでキョジオーン構築や受けループやモロバレルにかなり余裕を持って戦えるようになった。
⑥テツノカイナ
性格：いじっぱり 特性：クォークチャージ 持ち物：とつげきチョッキ
テラスタイプ：くさ
実数値(努力値)：239(76) -205(212+) -134(44) -*(-) -108(140) -75(36)
技構成：ドレインパンチ じしん ヘビーボンバー れいとうパンチ
H：16n-1
HB：意地A252ウーラオスのインファイトを2連最高乱数切り耐え
A：ステロダメ+A-1冷凍パンチで耐久無振霊獣ランドロスをギリ確定1発
HD：臆病C252テツノツツミの眼鏡ハイドロポンプを94.14%(241/256)で2耐え
S：ギロチンドドゲザン意識、追い風下で最速84族/準速97族抜き
ケツデカイナ。
この枠は他にもチョッキコノヨザルやチョッキセグレイブなどを試したが、パオカミウーラなどの対面駒に強いこと、サンダーや霊獣ランドロスやジバコイルに打点があること、ステロに強いことを評価してカイナを採用した。
草テラスは、地面に対して無理矢理居座りながら冷凍パンチで返り討ちにしたり、胞子や宿木を無効化したりできるのが偉いが、テラス後にパオジアンの氷柱落としの一貫ができることには要注意。
技構成は、鋼に強いドレパンと地震、霊獣ランドロスやカイリューなどの飛行に打てる冷パン、ハバタクカミや妖テラスに打てるヘビーボンバーとした。
テツノカイナはレギュD環境に非常に刺さりが良く、シングルでなぜ流行っていないのか意味が分からないくらい本当に強いポケモンだった。
構築の要点
★パオジアンとハバタクカミに負けないサイクル構築
パオジアンとハバタクカミは強力な対面駒であると同時に強力な崩し駒であり、単体でドヒドイデなどの受け駒ですら破壊できるスペックを持っている。
しかし、ドヒドイデだけでなく悪ウーラオスを絡めながら2匹で対処することで、それらに抗いながらサイクルを回すことができた。
具体的には、
・悪ウーラの蜻蛉返り+暗黒強打で耐久無振パオジアンを倒せる
・パオジアンの電気テラバースト/サイコファングに対して悪ウーラを後投げして切り返す
・悪ウーラパオジアン対面で、悪ウーラが襷の可能性を考えると相手は電気テラバーストや絶対零度を打てないので安定してドヒドに引ける(1敗)
・鋼テラス悪ウーラでCを削ったハバタクカミのムンフォ+シャドボを大体耐えて暗黒強打2発で切り返す
・剣舞ウーラオスをドヒドの黒霧+自己再生でいなしながら毒菱で毒殺
・瞑想ハバタクカミをドヒドの黒霧+自己再生でいなしながら毒菱で毒殺
・ハバタクカミをドヒドのダストシュートで大きく削る
・ドヒドの黒霧でサーフゴーの悪巧みやハバタクカミの瞑想をケアしながらシャドーボールに対して悪ウーラを後投げして切り返す
など・・・
★使うのが得意な戦術を使う
私は対面構築や受け寄りのサイクル構築を使うのは苦手な一方で、回復技を持つ受け駒を絡めた攻め寄りのサイクル構築を使うのは得意であることに気付けた。
それを踏まえ、環境で流行している構築や他の人の組んだ構築を無理に極めようとするのではなく、まずは自分が使うのが得意な戦術やポケモンを主軸に構築を組みそのあと少しづつ手を加えながら環境に適応していくことで、構築のポテンシャルを最大限引き出しながら強者たちと互角以上に戦うことができた。
選出
相手の構築を見ながらより勝てる確率の高そうな選出パターンを選択して/組み合わせて/即興で考えて選出する。
①高速対面操作+受け駒のサイクル選出
++
ディンカイサフゴパオカミウーラ(BIG6)などのスタンパへの基本選出。ドヒドイデとサンダーを絡めたサイクル下で相手をいなしながらサンダーまたは悪ラオスを通すかドヒドで詰める。相手の構築にサーフゴー以外の鋼やテツノツツミなどが1匹でも居るとこの選出はできないので、この選出で対応できる並びの幅は非常に狭いが、代わりに立ち回り次第でBIG6のあらゆる型・あらゆる選出に対応できる。可能ならば余裕があるときに毒菱を撒いておくことと、悪ラオスを動かしやすくするために相手より先に数的不利を取らないことを意識して立ち回ることが重要だった。
②良さげなサイクル選出
++@1、++@1など適当な3匹
3匹で相手の攻撃をいなしながら攻撃して、ダメージレースで勝つ。サーフゴー以外の鋼やテツノツツミ入りなど、選出①でサイクルを回すと勝てなそうなポケモンが居るときに相手の構築を見ながら適当な3匹を投げる。
③追い風+眼鏡ハバタクカミ
++@1
追い風+眼鏡ハバタクカミが通りそうなときの選出。サンダー+@1でサポートしてから眼鏡ハバタクカミを通す。
ガチグマ入りに対しても基本的にサンダーとハバタクカミを選出し、火炎玉ダメ+ゴツメダメや気合のサイクル戦でガチグマの耐久調整をずらしてから追い風+眼鏡カミで裏までぶち抜く。(具体的には、H140D52ガチグマは、火傷2回妖ムンフォ(87.5%)・火傷3回ゴツメ1回ムンフォ(93.7%)・火傷2回ゴツメ2回ムンフォ(100%)・火傷1回ゴツメ1回妖ムンフォorエナボ(100%)などで倒すことができる。)
④ステロ展開
+@2
ディンルーのステロ+カタストロフィで崩せそうなときや、ステロを撒けばアタッカーを通せそうなときに選出する。ステロがあれば何でもできる。
⑤対面寄りの選出
などを主軸とした適当な3匹
受けサイクルが回せなそうなときに選出する。テツノカイナや鋼テラス悪ラオスの対面性能の高さやハバタクカミの圧倒的火力で誤魔化す。
重いポケモンや並び
選出次第でどうとでもなるが、サンダーだけで相手のカイリューに対処しようとすると、どうしても暴風混乱自傷や静電気麻痺などの運要素に依存することになってしまう。追い風を電磁波に変えればもう少し確率有利な運ゲができる。
"スカーフ悪ラオスを後投げしづらい+ドヒドイデが何もできない"ので軸の基本選出ができず、馬鹿火力アタッカーの眼鏡ハバタクカミも通しづらい。
したがって、基本的にこの構築は鋼への対処をテツノカイナとディンルーの低速ポケモンに依存することになるが、中でもヒードランは受け崩し性能が高く相手にしていてかなり嫌だった。
ヒードランに対して最も安定する選出は(初手)ディンルー+カイナ+@1(大体サンダーかカミ)であり、試合の状況に応じてディンルーとカイナのどちらにテラスを切るべきか考えながら立ち回っていた。
この選出ができない場合は、ディンルーやテツノカイナの圧力でテラスを切らせてから裏のアタッカーを通したり、ディンルーの定数ダメや役割集中や交代読み攻撃で無理矢理崩したり、追い風下でカイナを通したり、気合いで選出を嚙合わせたりして勝つ。
- 霊獣ランドロス+α
サンダーの暴風やディンルーのカタストロフィが命中不安の技であることに加え、テラスタルが変な噛み合い方をしたり、ドヒドイデを選出できなかった場合はサンダーを霊獣ランドロスに後投げしたとき蜻蛉返りから眼鏡カミの妖テラスムンフォで制圧されたりして、立ち回りがあまり安定しなかった。
噛み合いによる負けを減らすために、できる限り悪ラオスやカミなど霊獣ランドロスより速いポケモンを選出して上から叩いて処理することを意識していた。
- BIG6から少し外れたパオカミ、カイリューサフゴなど
構築の軸であるドヒドイデが鋼と地面に一方的に不利を取るため非常に選出しづらいせいでBIG6から少しずれた構築への選出が不安定になってしまい、最終日では特にパオカミやカイリューサフゴなどにパワー負けする展開が多かった。軸に欠陥があることは分かっていたが、修正する/代案を思いつくための時間が無かったので致し方無し。
感想
私は試験勉強のために5月初旬から8月末までSVのランクマができていませんでしたが、ランクマに潜っていなくても自分のポケモンへの取り組み方の反省はほぼ毎日していました。
そこでの気付きの一つは「無理に自分の不得意な構築を使おうとしても他の人の下位互換にしかならない」「(少なくとも僕の場合は)流行の構築の練度を競うより自分の得意な構築を使う方が良い結果が残せる」ということで、それを踏まえて、S9では環境に多少逆風でも自分の持ち味を最大限活かせる自分だけの最強構築を使って勝つことにしました。
結果的にその作戦が上手くはまったことや運が良かったこともあり、S9では自分史上過去最速でレートを上げることができました。
ドヒドイデが想定していた以上に選出しづらく構築の軸が安定しなかったことや私のプレミのせいで最終日に勝ち切れなかったのは非常に残念ですが、2000に到達しさらにそこから1勝できたことや、最終日の2桁・3桁前半の強者達と何度も戦えたことは間違いなく成長だと思うので、今季の結果を前向きに捉えてこれからも頑張りたいです。
それではここまで閲覧ありがとうございました。
