美少女の掃き溜め

自己顕示欲の大暴走

【天才の発想】物理ダイジェッターのダイマを3ターン枯らすグソクムシャ

どうも、むしゃおです。

最近はあまり使えていませんが、かつての私はグソクムシャを異常なまでに愛し、グソクムシャというポケモンを1年以上研究し続けてきました。
私はこれまで、全て型が異なる120匹以上のグソクムシャを育ててきました。その中で、グソクムシャ界にガチの革命を起こす成功作から、今見ても何がしたかったのかが分からない失敗作まで様々な個体が生まれました。

今回は、私がまだ世に発表していない成功作の中から、グソクムシャ界に革命を起こした(と思っている)最強の型の1つを紹介したいと思います。
テーマは『物理ダイジェッターのダイマックスターンを生存しながら3ターン枯らすことができるグソクムシャです。


※この型を思いついた&使用を想定しているのは冠環境初期ですが、この型は現行ランクマルールの禁伝2体環境はおろか、この型を思いついた冠環境についても通用するかどうかは怪しい部分があります。なので、本当にガチで勝ちに行きたい人にはこのグソクムシャの使用をオススメしません。しかし、グソクムシャばかり使っていて毎試合グソクムシャを起点にダイジェットを積まれて3タテされていた当時の私にとって「物理ダイジェッターに簡単に3タテされない」というのは革命であり、私にとって非常に思い出深い型となっています。要するにこの記事はただの懐古厨による自己満足なので、どうか暖かい目で読んでいただけると幸いです。

調整

グソクムシャ
性格:わんぱく
特性:ききかいひ
持ち物:バコウのみ(飛行半減実)
実数値(努力値):182(252) -146(4) -211(252+) -*(-) -110 -60
確定技:ダイビング まもる
選択技:であいがしら アクアジェット こごえるかぜ 等

調整意図:

  • HBぶっぱ、余りA
  • H:カプ・レヒレの自然の怒りに対して居座ってもメリットがないので偶数、4n+2

想定した動き

  1. 相手:物理ダイジェット→バコウのみで被ダメを5割以下に抑えて危機回避発動圏外で耐える
  2. こちら:ダイビングで潜水
  3. 相手:ダイビングされているため攻撃が当たらない
  4. こちら:後攻ダイビングで攻撃
  5. こちら:まもるを選択
  6. 相手:ダイマックス技を打つ
  7. こちら:まもるで攻撃を耐えて、特性危機回避が発動し任意のポケモンに交代できる

解説

上で紹介した動きのように、相手の物理ダイジェッターのダイマックスからのダイジェットに対して「ダイビング→まもる」と動くことによって、グソクムシャ自身は生存させながら綺麗に相手のダイマックスターンを3ターン枯らすことができる。
グソクムシャの弱いところのひとつとして「相手のダイジェットの起点になる」というものがあるが、このグソクムシャは逆に相手のダイジェットを誘ってダイマックスターンを全て枯らすことができるので、加速はされるもののダイマックスで全抜きされるという最悪の事態を免れることができる。

また、このグソクムシャは本来なら扱いの難しい特性「危機回避」の良さを最大限引き出しており、グソクムシャにしかできない動きで他ポケモンと差別化ができている。
例えば、グソクムシャ以外の通常の受けポケモンであれば、ダイジェットを単に受け切るもしくは瀕死になりながらダイマックスターンを枯らし死に出しから切り返し要員を展開することになる。

しかしこのグソクムシャの場合は「相手のダイマックスターンを枯らしつつ、グソクムシャ自身は生存しながら、相手のダイマックスが枯れると同時に特性危機回避を発動させて即座に切り返し要員を展開できる」
これによって、こちらは数的不利を取ることなくかつ起点回避しながら裏のポケモンを展開することができる。

ポケモンにおいて「数的不利を取らない」ということがいかに重要かは言うまでもないが、特にこのグソクムシャというポケモンにおいては生存していることが大きな意味を持つ。グソクムシャは出会い頭・アクアジェット・不意打ちなど優秀な先制技を多く持っているため、生存さえしていれば何かしらの仕事ができるのがグソクムシャの強いところ
おそらくグソクムシャの意図された使い方は特性と豊富な先制技を用いたヒット&アウェイ戦法やクッション性能であろうが、この動きはまさしくそれであると言えないだろうか。

相性の良いポケモン

相手にダイジェットを強制させるようなS種族値の高いポケモンが居ると望ましい。

ダイマターンを枯らしてから後発ダイマで切り返すポケモンが居ると望ましい。

現実

最初にも述べたが、この型を思いついたのは冠環境初期の頃であり、当時の私は環境把握もまともにできていなかったので、現行ランクマルールの禁伝2体環境やなんなら冠環境でさえ想定した動きが完璧に決まり十分活躍できるかは怪しい。(例えば、珠陽気A252霊獣ランドロスのダイジェット(そらをとぶ)で15/16の確率で危機回避が発動してしまうことや、珠意地A252エースバーンのリベロダイジェット(とびはねる)で50%の確率で危機回避が発動してしまうことなど)
しかし、毎シーズン構築にグソクムシャを必ず入れてランクマに潜り、無限回ダイジェットでグソクムシャを轢き殺されて私にとっては、この型は革命であり天才の発想でした。



ここまで閲覧ありがとうございました。
Twitterで記事の不備について指摘してくださった方が居たので一部追記しました。ご指摘ありがとうございました。(2022/08/08)